またまたご無沙汰しております^^;もう11月も終わりですね…
今日は先日あったメトロでのお話。
モスクワのメトロは交通の要。
安いし、ラッシュ時は2分に1本はくるし、モスクワじゅうに駅がはりめぐらされているので、メトロ様様、と言った感じなのですが、
先週金曜。
プーシキンスカヤ駅の近くにあるゴーリキー記念モスクワ芸術座に『ロミオとジュリエット』を何人かの友人と連れ立って行き、終わったころには22時半。
空いたお腹を満たすため近くのマックに入ると大行列。レジまでたどり着くのに30分かかり(かかったような気がする)、食べて帰る頃には23時半。
トベルスカヤ駅からチアトラーリナヤで乗り換え、アホートヌィ・リャド駅から通称「赤ライン」に乗って寮の最寄り駅まで戻ろうとしていたところ
残り2駅のところにあるСпортивнаяスポルチーヴナヤ駅で、
「電車から降りてくださーい!(まあ口調的には「はいはい降りろ降りろー」といった感じでしたが)」といったアナウンスが。
「?」となりながらも、とりあえず下車。他のお客さんも全員下車。そして空の車両が残る。
よくわからないけど、車両点検か何かかな、と言った感じで友人たちとホームで待っていたのですが、その電車はドアをバタンと締め、客を乗せずに走り去っていく
あれ、じゃ次の電車は・・・?ということで待ってみましたが、やはり車内の人は全員降ろされ、電車だけ走り去っていく…!!こんなことを5,6回繰り返しました。
(しかも、いつもは勢いよく駅に侵入してきてわりと急に停車するメトロが、ものすごくソロソロと入ってきて丁寧に停車していたところからいつもと何かが違っていました(笑))
降ろされたロシア人たちは、地上に上がっていく人とホームに留まっている人が半々ほどで、大した構内放送もなく、なんでこんなことになっているのか訳も分からない私たちは30分ほど待ちました。
時計を見れば深夜0:45。こんな時間じゃバスもマルシュルートカもないだろうし、
かといって白タクは危ないし(女子だけだと本当に危険です)
残された道は…徒歩…
かといって道は分かりません。モスクワ大は何と言っても最大級のスターリン建築なので、ウニヴェルシチェート駅から2駅の距離からでもなんとか見えるのですが、いやしかしそれでも…
駅のホームの人も心なしか少なくなってきて、酔っ払いのおじさんなんかもいるし、
私たちは徒歩で寮を目指すことに。
地上に出て歩きはじめると、同じような人々の流れができていて、とりあえずこれについていけば次の駅のворовьёвые горы(雀ガ丘)駅までは行けるな、ということで流れに沿って前へ。
ある友人が「振り替え輸送とかあればいいのにね~」と言っていて、
そんなのロシアに限って無いよ~といっていたら
前方にバスが。しかも人がどかどか乗っていく。
聞けば、雀ガ丘まで行くバスだとか。
「振り替え輸送あるんか~い!」と半ば喜びつつ乗り込もうとするも、定員オーバーであっさり乗車拒否(笑)
ま、そうだよね~・・・となりつつバスを出ると、
「あんたたちウニヴェルシチェートまでいくんでしょ?!私もГЗのВ棟に住んでるから一緒に行きましょっ!!!」
と言っておばあさん出現。
戸惑う私たちを横目に「ほら!いそぐよ!!」といいものすごい勢いで歩き出すおばあさん。
ほんとにすごいパワフル。おばあさんが歩くなら、私たちもバスを待ってはいられません!!
おばあさんのおかげで、迷うことなく大学へ。
途中真っ暗な上に雪が凍ってつるつる滑る雀ガ丘の林道を通りぬけるときは死ぬかと思いました。
寮にたどりつく頃には午前2時過ぎ。結局1時間弱かかったようです。
考えてみれば駅でなぜ電車が止まったのかのアナウンスもなく(聞き取れてなかっただけかも)、
部屋に帰ってインターネットで調べてみると、どうやら雀ガ丘駅での人身事故だったみたいです。
初めてロシアの人身事故の影響を受けたわけですが、やっぱり日本とは事情がちがいますね。
東京だと真夜中に事故があっても、タクシーに乗れるし、最悪マンガ喫茶などに避難すればいいし…
もう2度とこんな経験はしたくないものです;;なにより不幸中の幸いと言えば、友人7人と一緒だったことでしょうか!
ていうかマックの30分待ちがよくなかったんですよね…。
今日は先日あったメトロでのお話。
モスクワのメトロは交通の要。
安いし、ラッシュ時は2分に1本はくるし、モスクワじゅうに駅がはりめぐらされているので、メトロ様様、と言った感じなのですが、
先週金曜。
プーシキンスカヤ駅の近くにあるゴーリキー記念モスクワ芸術座に『ロミオとジュリエット』を何人かの友人と連れ立って行き、終わったころには22時半。
空いたお腹を満たすため近くのマックに入ると大行列。レジまでたどり着くのに30分かかり(かかったような気がする)、食べて帰る頃には23時半。
トベルスカヤ駅からチアトラーリナヤで乗り換え、アホートヌィ・リャド駅から通称「赤ライン」に乗って寮の最寄り駅まで戻ろうとしていたところ
残り2駅のところにあるСпортивнаяスポルチーヴナヤ駅で、
「電車から降りてくださーい!(まあ口調的には「はいはい降りろ降りろー」といった感じでしたが)」といったアナウンスが。
「?」となりながらも、とりあえず下車。他のお客さんも全員下車。そして空の車両が残る。
よくわからないけど、車両点検か何かかな、と言った感じで友人たちとホームで待っていたのですが、その電車はドアをバタンと締め、客を乗せずに走り去っていく
あれ、じゃ次の電車は・・・?ということで待ってみましたが、やはり車内の人は全員降ろされ、電車だけ走り去っていく…!!こんなことを5,6回繰り返しました。
(しかも、いつもは勢いよく駅に侵入してきてわりと急に停車するメトロが、ものすごくソロソロと入ってきて丁寧に停車していたところからいつもと何かが違っていました(笑))
降ろされたロシア人たちは、地上に上がっていく人とホームに留まっている人が半々ほどで、大した構内放送もなく、なんでこんなことになっているのか訳も分からない私たちは30分ほど待ちました。
時計を見れば深夜0:45。こんな時間じゃバスもマルシュルートカもないだろうし、
かといって白タクは危ないし(女子だけだと本当に危険です)
残された道は…徒歩…
かといって道は分かりません。モスクワ大は何と言っても最大級のスターリン建築なので、ウニヴェルシチェート駅から2駅の距離からでもなんとか見えるのですが、いやしかしそれでも…
駅のホームの人も心なしか少なくなってきて、酔っ払いのおじさんなんかもいるし、
私たちは徒歩で寮を目指すことに。
地上に出て歩きはじめると、同じような人々の流れができていて、とりあえずこれについていけば次の駅のворовьёвые горы(雀ガ丘)駅までは行けるな、ということで流れに沿って前へ。
ある友人が「振り替え輸送とかあればいいのにね~」と言っていて、
そんなのロシアに限って無いよ~といっていたら
前方にバスが。しかも人がどかどか乗っていく。
聞けば、雀ガ丘まで行くバスだとか。
「振り替え輸送あるんか~い!」と半ば喜びつつ乗り込もうとするも、定員オーバーであっさり乗車拒否(笑)
ま、そうだよね~・・・となりつつバスを出ると、
「あんたたちウニヴェルシチェートまでいくんでしょ?!私もГЗのВ棟に住んでるから一緒に行きましょっ!!!」
と言っておばあさん出現。
戸惑う私たちを横目に「ほら!いそぐよ!!」といいものすごい勢いで歩き出すおばあさん。
ほんとにすごいパワフル。おばあさんが歩くなら、私たちもバスを待ってはいられません!!
おばあさんのおかげで、迷うことなく大学へ。
途中真っ暗な上に雪が凍ってつるつる滑る雀ガ丘の林道を通りぬけるときは死ぬかと思いました。
寮にたどりつく頃には午前2時過ぎ。結局1時間弱かかったようです。
考えてみれば駅でなぜ電車が止まったのかのアナウンスもなく(聞き取れてなかっただけかも)、
部屋に帰ってインターネットで調べてみると、どうやら雀ガ丘駅での人身事故だったみたいです。
初めてロシアの人身事故の影響を受けたわけですが、やっぱり日本とは事情がちがいますね。
東京だと真夜中に事故があっても、タクシーに乗れるし、最悪マンガ喫茶などに避難すればいいし…
もう2度とこんな経験はしたくないものです;;なにより不幸中の幸いと言えば、友人7人と一緒だったことでしょうか!
ていうかマックの30分待ちがよくなかったんですよね…。