2011/11/07

たまには贅沢を。

昨日からがくっと気温の下がったモスクワ。今日は日中も、メトロの駅の上にある電光掲示板には-2℃の文字が…水たまりも凍っていました。

しかし土日ともお天気は久方ぶりの快晴といっていいほどで、空気はひえひえながらも気持ちのいい週末。まさにお散歩日和!

ということで昨日今日は宿題もそこそこに、外に繰り出してみました。

今日友人とむかったのは、地下鉄のКропоткинскаяクロポトキンスカヤという駅周辺。
クロポトキンスカヤ自体は、クレムリンの最寄り駅であるБиблиотека имени Ленинаビブリオチェーカ・イーメニ・レーニナ駅の1つ手前。中心地にほど近い所にあります。


ビブリオチェーカ周辺は観光地なだけあって車も多く、人もけっこう多いのですが、クロポトキンスカヤはもっと落ち着いた雰囲気。

すぐ駅前には、2000年に復活した救世主キリスト聖堂も。


内部は撮影が禁じられているので写すことはできませんが、非常に素晴らしい内装で、ロシア正教独特の荘厳さを感じることができます。
日曜ということもあり、多くの信仰ある方が参拝していましたよ。

さてさて実は今回の私たちの真の目的は、散歩がてらとあるカフェに行くこと。

駅から歩いて5分ほどのガガーリンスキー横町にあるГОГОЛЬ-МОГОЛЬ(ゴーゴリ・モーゴリ)です。

友人と美味しいカフェを開拓したい!という話になり、彼女がインターネットで見つけたのがここでした。


ここに至るまでの道には、ロシアの国民的詩人プーシキンが住んでいたという場所もあります。

お店のHPを見たときから「かわいい…!」とは思っていたのですが、お店の外観もかなりかわいい。

お店の中に入ると、別世界のような甘い内装でした!



インテリアも1つ1つが凝っていて、興奮して友人と2人でバシャバシャ写真を撮りまくっていました(笑)

今日注文したのは3品。

まずはвареники с картошкой(ジャガイモ入りヴァレーニキ)。270ルーブル。


もともとウクライナ料理で、ぺリメニのような食べ物です。中にはバターで味付けされたじゃがいもが入っていて、スメタナ(サワークリームのようなものでロシアではかなり一般的)と一緒にいただきました!

もう中に入っているジャガイモのバター加減が絶妙。上に少し盛ってあるのは玉ねぎで、こちらもいいアクセントになっていました。食べ始めると止まらない美味しさにびっくりしました!!しかも量もほどよく、お腹を満たすには十分です。

ちなみに友人が頼んだのはこちら。

料理名は忘れてしまいましたが、白身魚のムニエル。こちらも魚のサクサク感が程良く、下に盛ってあるジャガイモにはなんとほうれん草が…!(こっちでほうれん草をみたのは初めてでした)こちらも上品な美味しさでした!!

デザートにはこちら。

その名もЛесная Рапсодия(森のラプソティ)。220ルーブル。

スポンジにベリー系のムース、そしてその上に大きなベリー。周りにもベリーソース。
ベリーの酸味とムース、ソースの甘みが後をひく美味しさで…
しかもこの盛りつけ方もかわいいですよね。

友人は秋限定メニューのケーキ。


フルーツを混ぜ込んだパウンドケーキに梨のコンポート、アイスクリームが添えてある変わったデザートでしたが、こちらも文句なしに美味しい。。。

紅茶も頼みましたが、香り高くて本当に良い紅茶でした。さすが250ルーブルするだけある...

・・・とまあ私はランチ・お茶だけで740ルーブルも使ったわけです(笑)
留学生でも、たまーーーにはこういう贅沢もしてみてもいいですよね!!!こんなことはロシアでしかしないと思う。。。という正当化…

ご覧の通りこのお店、決して安くはありませんが、味、量、お店の人の対応ともに申し分なかったように思います!完璧に素人目ですが…オススメです。
う~~、また行きたい!

メニューの種類も豊富で、ケーキはどうやらお持ち帰りもできるのか、お店の入り口のショーウィンドーに入っていました。どれもおいしそうでした^^

また、メニューには英語の説明もついているので、観光客にも安心ですね。

というわけで今日は天気も申し分なく、お腹も満たされてとても良い1日でした。明日は宿題頑張ります…。。。

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