2011/09/30

スーパーで

以前の記事にもちらっと書きましたが、МГУから歩いて20分ほどのところにあるのがショッピングセンター АШАН(アシャーン)。



衣料品、レストラン、フードコート、スーパーなどなんでもあります。(スタバとかロクシタンなんかも!)

なかでもかなりお世話になっているのがスーパーマーケット!
とにかく生活に必要なものは一通り買えてしまいます。

大学の寮の建物内にも売店はあるのですが、そこでは買えないものはここアシャーンで揃えているので週に2回は行っています。

モスクワの物価は日本と同じかそれよりも高め、といった感じですが
食料品に関しては高いもの、安いものでだいぶ差があります。

例えばアシャーンの野菜は自分で重さを計って値札シールをつける仕組みになっている(値段はキロ単位でついているのがほとんど)のですが
国産の野菜はかなり安い!

例えばじゃがいもなどは1キロで17ルーブル(50円くらい)程度。
くだものも安くておいしい。

ただ外来産のアボカドなんかは1個50ルーブル(150円くらい)するので、日本よりも割高ですよね。アボカド好きの私としてはつらい…(笑)

しかし量り売り制のおかげで、1つから買えるので1人暮らしには優しいです。

あと、肉類・野菜類は特に日本よりもめちゃくちゃ安いというわけではありません。しかもアシャーンで売っている肉はだいたい塊で大きいので、1度も買ったことはありません。。。

今回はこちらで買った食料を少し紹介します!


こちらはお塩。かわいい袋ですよね。1キロですが7ルーブル!(≒21円)


左がベーキングパウダー、右が砂糖。
どちらもやっぱりパッケージが気にいっています。

ただベーキングパウダーは500グラムもあって、12ルーブル(≒60円)と安いけれども逆に困っています。。。
砂糖の方は1キロ27ルーブル(≒81円)。


一応ロシアにも醤油が売られているようです。我らがキッコーマン!!
ただこちらは250mlで157ルーブル(≒471円)もしました…。何という高級品…。

最後に



ロシアのインスタント食品。こちらはちょっと大きめサイズ。
空けると乾燥めんと粉末スープが入っていて、器にいれてお湯を注ぎ4分待てば完成。

もちろんカップ入りのものもありますが、その分すこーしだけ高いのでこちらを。7ルーブル(≒21円)という驚きの安さですが、大した具は入っていないので腹持ちは期待できません(笑)


ほかにも色々と紹介したいのですが、明日の宿題をすませなければならないのでここら辺で…。
明日は9:00から授業です!!!

2011/09/26

スケート。

更新の間が空いてしまいました…。反省。

先週から授業が始まり、なんとなく忙しい生活がスタートしました。1週間が経つスピードが格段に上がったような気がしています。

授業は週4で今のところ計8コマ。(しかし先週は先生の都合ということで週3日で11コマと、かなりしんどかったです;;)

外国人むけのロシア語の授業ということなのですが、私のクラスは日本人オンリーなことが多く、ロシア語の上達的にはどうなのかな~という感じです。

そして宿題が多い。。。
金曜日には授業の終わりに、先生がバラバラとプリントを配りだしたので見てみると、ドストエフスキーの『白痴Идиот』の原文が両面印刷で計6枚。。。これを火曜までに読んで来いと。。。

そして土日にかなりサボってしまったため今現在かなり苦しい状況です(笑)

さてその日曜には何をしていたかというと、ロシア人、日本人のグループでスケートкатокに行きました!

私の住む寮の最寄り、地下鉄ウニヴェルシチェート駅からは少し遠いのですが、
やや郊外にあるクルィラーツコエКрылатское駅から歩いて20分ほどのところにそのリンクはあります。


かなり大きなリンクで、日曜ということもあり多くの人で賑わっていました。

中はこんな感じ。


広いです。そしてロシア人はみんなスケート技術が高い!!
滑走スピードが恐ろしく速いのです。後ろ向きに滑ったり、ステップを踏んでみたりと自由自在。

一緒に行ったロシア人たちもほとんどみなマイ・シューズを持っているほど。なんでも2000ルーブル位で買えるそうです。

そして日本のリンクと違うのが、氷を囲む壁が円の左側にしかないこと。
つまり、左側にしか掴まれる場所がないのです。なので初心者にはちょっと怖いですね。

私はというと、スケートは7年ぶりでしたが、もう滑り方を忘れかけていました…最初は氷の上に経つのもやっと。
さらに豪快に尻もちをつき、今でも尾骨あたりが痛いです(笑)
しばらくすると少し思いだして、滑れるようになりましたが、これはロシアにいる間にもう少し練習したほうがよさそうです。

寒い国ということもあるし、さすがフィギュアスケートも強い国なだけあって、やはりスケートは国民的なスポーツなようですね。

ちなみに2時間スケート券が学生で210ルーブル、靴レンタルが200ルーブルでした。

2011/09/18

広い地。

手続き系の話題はひと段落、書くと意外に細かく長くなってしまうので、今回は別の話題を。


昨日は初めての完全フリーの1日だったので、友人と朝から観光地の有名どころを回ってきました。
(なにしろ初・ロシアなものですから…)

まず訪れたのはクレムリンКремль。

言わずと知れた観光名所ですが、様々な聖堂、教会、さらには大統領府が集まる中心地です。

地下鉄ビブリオチェーカ駅で下車。
10:00からということだったので、9:30頃に着くようにしたのですが、すでにКассаにはちょっとした列ができていました。

荷物を預けなければならないときいていたので、レジとは別のところにあるクロークへ。
ところが、私の持っていたショルダーバッグは預ける必要がない、と言われたので、少し安心しました。

どうやら大きい荷物のみ、と言う感じで、私たちが日常的に持つ鞄程度なら大丈夫なようです。

中へはいると…

まず大統領府へ向かう高級車が続々と入ってくることに感動。

そして中央にある聖堂群を見て、更に感動。



だったのですが!ウスペンスキー大聖堂などはなんと改修工事中でブルーの覆いがかかっており、少し残念な感じでした…。


                ↑これもよくみるとハリボテなんですよ。。。(笑)

ただ、やはりアルハンゲルスキー大聖堂の内部などは非常に美しかったので、それだけで満足でした。


さて、クレムリンを出るころにはちょうどお昼時だったので、隣駅アホートヌィ・リャドまでむかい、地下にあるファッションセンター「アホートヌィ・リャドохотный ряд」へ。

ここはかなりオシャレな若者が多く、日本で言う109のような感じでしょうか。ZARAやBershka、TOPSHOPなど海外のファッションブランドもたくさんあります。

地下4階のフードコートで昼食をとった後、赤の広場Красная площадьへ!

ここも超有名な観光地ですが、実際行ってみると想像以上に素晴らしいところでした。

とにかく広い。(頑張ってパノラマにしてみました)


右手に見えるレーニン廟もそうですが、左手のГУМ百貨店もすごい!
日本橋三○を超える重厚さですね。



中には高級ブランドのオンパレード。

そしてなんといってもワシーリー聖堂。


絵になります。。。

中ももちろん良かったですよ~。学割が効いて、50ルーブルで入れました。

赤の広場の後はトゥベルスカヤ通りをまっすぐ歩き、プーシキンスカヤという駅まで行きました。
その後用があり、駅の周りは見れなかったのですが、
途中大きな本屋があったり、プーシキンスカヤのあたりも栄えているようだったので、いずれまた行きたいなと思っています。

日本はまだ暑いようですが、モスクワは秋も深まり、冬になりかけています。
そしてモスクワに来てから1週間もたたぬうちに早くも風邪をひく私…。

明日は咳と鼻水を克服すべく、安静にしていようと思います。

2011/09/16

手続きなど。

振り返り第2弾です。

では9月12日のこと。

旅の疲れが抜けきらないまま、朝10時頃から窓口が開き、私たちの手続きは始まりました。
先にモスクワに来ていた日本人留学生に案内してもらいつつ、寮のあるГЗ内のいくつかの部署をまわります。

まず最初にパスポートなどを見せる部署へ。オープン前から学生たちが並んでいました。
ここで初めて知ったのは、列は決して順番に並んでいるのではなく、みな壁際に立っていたり、ソファに座っていたりと様々なので、最後がどの人かわかりません。そのため、

Кто последный? (最後の人はだれ?)

と聞くのが流儀なようです。

そしてひとつの部署がおわると、「じゃ次は○○番行きなさい」というように次から次へと違う部署をめぐります。

この一連の手続きの中で持っていた方がいいのが証明写真。


寮の通行証を作ってもらう上でこれが必要だったのですが、証明写真の有無で手続きのスムーズさは格段に違いました。

私の場合、ロシアでは白黒・つやなしの証明写真が一般的だと聞いていたのですが、日本から1枚白黒のつやありの写真を持ってきていたのでダメ元でだしてみたところ、係のおばさんにあっけなく

「いいわよ」

といわれ、即通行証を発行してくれました。言ってみるものです…
他のメンバーは写真を持っていなかったため、もう1度後で写真を提出しにこなければなりませんでした。

私も他のメンバーが写真をとりにいくついでに撮ってもらったのですが、
なんと撮影はデジカメで行われるというフランクさ。
さらにできた「つやなし」は、ちょっと「厚めの普通紙」に印刷された写真でした…こういうことだったのか。
お値段600pです。大学内で撮影出来ました。

そうして様々な手続きを終えたころには13:00。行列待ちが眠くてたまりませんでした!


お昼は近くの大型ショッピングセンター・АШАН(アシャーン)へ。
かなり新しい建物で、ファッション・映画・スーパー・イートインなどなんでもありの、日本で言えば「ららぽーと」や「イオン」のような感じのところです(通じるでしょうか!?)

これについては後日詳しく書こうと思います!

午後はメトロに乗って私たちの所属するアジア・アフリカ学院(ИСАА)へ行き、メトロの定期券などの書類を作ってもらいました。
モスクワのメトロについても追々書けて行けたらいいなと思いますが、まずこっちのメトロは安い!
今回10回券を買いましたが、265p(約795円)でした。しかもどこまで行っても値段は変わらず。お得ですよね!
ただし、レジは長蛇の列で、そのせいかレジкассаのおばさんはめっちゃ怖かったです(笑)

こうして長い1日が終了。

夜には満月ということで、雀ガ丘まで月を観に行きました!
とても綺麗でしたが、夜の雀ガ丘にはレーサーみたいな恰好をしたたくさんの若者と立派なバイクが何台もあり、これからやんちゃをしようという状況でした…!日本の暴走族みたいな感じなのでしょうけど、恰好がイカしすぎでした(笑)

最後に月並みですが、雀ガ丘から見たモスクワ大の夜の姿をのっけておこうと思います。









2011/09/14

出発、そして

一気に間が空いてしまいました…!

バタついていた、というのは事実ですが、それを言い訳にしてはいけませんね…。やはり三日坊主な私…。

前回の更新から1週間、ついに私はモスクワにおります!これまでサボった分、渡航から今までどういったことがあったか復習のつもりで書いていこうと思います。

まず9月11日の出発。
他の留学メンバー3人と出発の2時間前に成田に集合。
そしてアエロフロートのモスクワ直行の飛行機に乗り込み、いざロシアへ!

実は私は初・アエロフロートでした。7月にロシアに旅行に行った友人から、「アエロフロートは飛行機の座席にテレビがない」と聞かされていたので、半ば気落ちしながら乗り込んだのですが、私が乗った飛行機は割と新しいようで、ちゃんと画面が付いていました!

ただ、よく国際線にある、今飛行機がどこを飛んでいるか、とかあとどれくらいかかるか、とかが分かる画面がありますよね。あれに切り替えようとしたところ、なんとフリーズ。出発して2時間くらいで画面が使い物にならなくなってしまいました。私だけかと思ったら、前の人の画面などをしばらくみていると、だんだんその人数が増えてきて、それが逆に面白かったというか…

かくして10時間ほどのフライトを終え、シェレメチェヴォ空港ターミナルDに到着。信じられない位綺麗で、まったく「ロシア」感がありませんでした。

税関審査を出ると、私たちの大学名をかいたカードを持つロシアの女子学生が…!
自己紹介をし、大学手配の車でモスクワ大へ出発しました。

しかし夕方ということもあり、途中まで道は大渋滞。ロシア人は車間距離がとてもせまくて、ちょっとスリリングでしたが、車の窓の外に見える風景に目を取られていると、時間はあっという間に感じました。

寮に20時前につき、入寮手続きへ。大体のことは迎えに来てくれた女学生がやってくれたのですが、広い大学内(しかも階段がやたらと多い!)を、スーツケースやパソコンなど持ってあっちへいったりこっちへきたりさせられ、旅の疲れと重なり4人とも最後の方は満身創痍でした。

そのためこのときの記憶があまりありません(笑)荷物を運ぶのにあまりにも必死でした。
確か部屋にたどり着けたのは22時過ぎ…だったような。

私たちの部屋のある階はアジア人で固められており、周りには同じく交換留学できた他大の人たちがたくさんいます。彼らが普段からロシア語で会話しているのを聞いて、頑張ろうという気持ちを新たにしたのでした。。。




だんだん長くなってきたのと、眠気がひどいのとで、部屋の様子や2日目の手続きのことなどは明日以降書こうとおもいます。明日はいよいよ、プレイスメントテストです。

2011/09/06

荷造り

とうとう渡航まで1週間切りました!あと5日、もうまもなく4日です。

というわけで1週間ほど前から進めている荷造りですが、まだ完全には終わっておりません。。。ようやっとモノがそろってきたという感じで。服をコンパクトにするための圧縮袋も上手く使えこなせていませんでしたが、どうにか人並みに空気が抜けるようになりました。

もう少し必要最低限で荷物は少なめにしようと心がけていたのですが、あれもいるかも、これもいるかも、と思っていたり、親があれももってけこれも持ってけと色々買ってきた結果、果たしてスーツケースが23キロ以内に収まっているのか不安になるくらいの重量感が…。(怖いのでまだ量っていません)

今日は、午前中からEMSと格闘していました。
ロシアに荷物を送るには、EMS、国際小包やDHLが一般的なようなのですが、15キロ以内だとEMSがお得なようなのです。
そこで適当な箱を見つけ、荷物を詰めるだけ詰めたのは良いのですが、面倒なのはここからでした!
EMSを通関に通すのに必要なインボイスや税関告知書(C23はラベルと一体になっています)、これらの記入に私は悪戦苦闘…。なにしろ中に入れている物品名、重さ、値段を細かく記入せねばならないのです。アバウトに書いて怪しまれて通関に箱を開けられるのも嫌なので、なるべく細かく書こうと心がけていたら途方もない時間がかかりました!おそらくネットでインボイスのフォームをダウンロードして、エクセルで処理していたからかもしれませんが…。

しかも内容物の種類が多く、いちいち箱から取り出し、重さを計り、英語名を調べ…という風なことを繰り返さなければなりませんでした。もっと上手くやる方法があるのかもしれませんね。真面目すぎ!?

箱はパンパンな割に、重さは12キロほどなようで安心したのですが、生活用品に気を取られ、重さのある参考書の類を詰め忘れていたことに気付きました。なのでこれは別便で送ろうかな…。

明日はいよいよビザができるので再び大使館に行ってまいります。そして午後はこの期に及んで(ありがたいことなのですが)バイトが入ったので、留学前の記念に働いてきますー。

2011/09/01

ビザ申請

気づけば日付をまたぎ9月に…。この間やってきたと思った2011年も4分の3が終わったことに驚いています。

さて、更新にさっそく穴があいてしまいましたが、昨日8月31日には査証申請をしにいきました。

実は29日に一度仲間と大使館の門の前まで行ったのですが、全員がアバウトに情報を把握していたため、完璧に受付時間外だったのです(ビザの受付は平日9:30-12:30で、私たちが行ったのは16:00頃(!))

ただ、私にとって初めてのロシア大使館だったので、まず警察官による周りの警備の厳重さに驚きました。よく考えれば大国の大使館などどこもそのような感じなのだろうと思うのですが、私がこれまでに訪ねたことのある大使館は、閑静な住宅地にある「大きな一軒家」(いわば豪邸)のようなウズベキスタン大使館だったので、その規模のギャップが驚きだったと言いますか…。さすが、といった感じでした。そして時間外であることに気づき打ちひしがれている私たちの目の前で、大使館の正門から子どもたち(おそらく領事の方の息子さんたちなのでしょう)が自転車に乗り元気に飛び出してきていました。

そして今日はしっかりと10:00過ぎに神谷町駅に到着し、大使館へ。中に入ると、すでに7、8人順番待ちをしていました。そして待つこと45分、パスポート、申請書、プリグラシェーニエを提出し、無事引換書を受け取りました。留学ビザは1週間でできるので、また来週行くことになっています。
しかし申請する小さな部屋のようなところは、やはり「ロシア」っぽかったです。窓口のおばさんも口角をあげようともせず、無言でした(笑)ああ、これがロシア…

なんでもウズベキスタン大使館を基準に考えるのもよくないのですが、受付方法が全く違うのにも面白さを感じました。前述のように、ウズベキスタン大使館は本当に「一軒家」なので、玄関先で書類を渡し、玄関先で受け取る、といったなんともアットホームな感じでした。並んでいるのは(その時は)私を入れて3人で、書記官の方も気さくでした。ただ、2000円取られるし、アクセスは非常に不便です(渋谷駅からバスで30分以上かかった気が…)。

本当に、大使館もさまざまですね。その国の地位、経済状況、文化など、たくさんのことがにじみ出ている気がします。