2011/10/14

ザニャーチヤ

ここ3日くらいですっかり寒くなったモスクワ。曇りがちな日が多く、木の葉もほとんど散りかけています…
今日初雪が降るらしい、という噂もあるのですが、まだ見ていませんね…なんとなく楽しみ。

さて、10月に入って2週間ですが(早い!!)
この10月から大学の授業では「セミナール」が始まっています。

私たちのようにロシア語を学びに来ている外国人は、それぞれレベル別のグループに分けられていくつかの必修の授業(ザニャーチヤзанятие)をこなしているのですが、

それとは別に10こくらいのさまざまなテーマ(文法、文化etc)にそったセミナールが必修授業よりもすこし遅れて開講されていて、好きなものを選択することができます。

私が普段どんな授業を受けているかというと…


月 授業なし

火 ・セミナール:運動の動詞( идти, нестиといった類の動詞の完了体、不完了体、定動詞、不定動詞のニュアンスを学ぶ)
   ・セミナール:ロシア・アヴァンギャルド

水 ・発音(英語LLのような感じ)
   ・会話・文法(といってもやることは様々で、この間はディクテーションを抜き打ちでやらされました)
   ・読解(文学作品を原文でよんだり、その映画をみたりして理解を深める…と思いきや原文の内容を理解するというよりも、その原文に含まれる動詞を抜き出し、接頭辞・語幹・語尾にひたすら分解するという高度な文法の授業になりつつあります(笑))

木 ・セミナール:外国人のためのロシア語の「体」について(完了体、不完了体の持つ意味の違いについてひたすら学ぶ)
   ・セミナール:20世紀のロシア人ノーベル賞受賞作家について(ブーニン、パステルナークなどのノーベル賞作家の生涯・作品について、映像や原文を用いて理解する)

金 ・ロシア文化(ロシアの伝統的な文化について。建築がいまのところメイン。ビデオをみて、ところどころ先生が解説を加える。)
   ・文法(выговорить договорить разговорить...など、接頭辞によって意味が変わるものについてひたすら問題を解き、先生が解説。)
   ・読解(今はゴーゴリの『外套』を読んでいますが、音読させられ、先生が背景や難しい単語について説明。もっとも眠くなる授業!)


土日はお休みです。あと、当然講義はすべてロシア語です。

こんな感じで週10コマなので、日本にいるときと授業数は変わりませんが、
1回に出される宿題量が多い・・・

特に何かを読んでくる、という宿題は、辞書をいちいちひくのでやたらと時間がかかります。説明文ならまだしも、文学的作品は1文が長い上、あまり使われない言葉を使っているので大変です。

授業がおわるのが大体18:00なことが多いので、終わった後つかれたまま夕食をつくり、後片付けをして、シャワーを浴び…などしているとすっかりくたくたになり、夜の勉強もほとんどうとうとしながらやっている状態です(笑)

けれどもこの1カ月で、ロシア語への「耳慣れ」はしてきてると思います!
努力あるのみ、ですね。



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